Java 18が3/22にリリースされます。今回のナイトセミナーでは、Java 18の概要とLoom/Valhallaの現状を紹介します。

せっかくオンラインで実施するので、気になるところや質問などを、チャットなどで書いてもらえると嬉しいです。オフラインではできないことをやりたいので、みなさまわいわいご参加ください！

ナイトセミナー開催URLにつきましては、イベント開始15分前までに参加者の皆様にメール及びTwitter JJUG公式アカウントでお知らせいたします。

タイムテーブル

時間	内容
20:00～20:05	オープニング
20:05～20:35	Java 18の概要とツール・言語の新機能 by きしだ なおき
20:35～20:40	休憩
20:40～21:10	Java 19以降に盛り込まれそうなJEPの紹介 by きしだ なおき
21:15～21:45	Java 18で入ったJVM関連の（やや細かめな）改善 by 阪田 浩一
21:45～21:50	クロージング

Java 18の概要とツール・言語の新機能

3/22にJava 18がリリースされます / ました。そこでJava 18での機能更新の概要を紹介します。また、UTF-8がデフォルトになり簡易Webサーバーが導入されJavadocにコードが埋め込みやすくなるなどツールに面白い機能更新が入ったので細かく紹介します。
言語機能に目立った変更はありませんが、2nd previewのswitchでのパターンマッチングはswitchに対する認識を変える必要があるので、詳しく紹介します。

きしだ なおき (@kis)
LINE Fukuoka

Java 19以降に盛り込まれそうなJEPの紹介

Java 18にはあまり派手な変更は入っていませんが、これでJavaの改善が終わったわけではなく大きな改善のための準備期間と言えます。
基本型と参照型を統一的に扱えるようにするプロジェクトValhalla、JVM管理で軽量な並行処理を実現するプロジェクトLoomに関するJEPもようやく固まってきています。
このセッションでは、そのような影響の大きそうなJEPを紹介します。

きしだ なおき (@kis)
LINE Fukuoka

Java 18で入ったJVM関連の（やや細かめな）改善

Java 18ではJVMに大きな機能追加はありませんでした。とはいえJVMが少し関連するJEP（JDK Enhancement Proposal、JDKへの拡張提案）はありますので、それらを紹介します。またJBSのIssue単位まで対象を広げてみると実は興味深い改善が入っています。その中からいくつかを取り上げます。JVMの細かい内容ということでこのセッションを聴くか迷った方もおられるかもしれません。その点については大丈夫です！細かい内容の説明に入る前にその部分の概要についても時間を取って解説します。こうした細かな内容はその前提となる部分を先に聴いておくほうが理解しやすいためです。このセッションはおそらく他の場所であまり解説されることは少ないけれども「おおー」と思える内容になると思っています！

阪田 浩一 (@jyukutyo)
株式会社NTTデータ

Javaチャンピオン、OpenJDK Author。WebメディアのCodeZineさんで「Javaがもっとおもしろくなる！ プログラムの実行を担うJVMの情報を見てみよう」を連載中です。