東京都港区北青山2-5-8
9月のJJUGナイトセミナーは「Java解析ツールバトル」として、Javaのトラブルシューティングで利用するツールの紹介&ディスカッションを行ないます。
開発現場では決して撲滅しきれないシステムトラブルですが、システム開発をうまく進めるためには、問題を未然に防ぐことも、問題が起きてから早期に解決することも重要です。
今回のツールバトルに参戦する「ENdoSnipe」「HeapStats」「Java Flight Recorder」は、この用途に適したいずれ劣らぬ解析ツールたちです。さらに、ENdoSnipeとHeapStatsはオープンソースソフトウェアであり、Java Flight Recorderも商用プロダクトながらもJava標準ツールであることから、いずれも利用しやすいツールと言えます。
ぜひこの機会にJava解析ツールを見聞きして、現場でのトラブルシュートに活かしてください。皆様のご参加をお待ちしています!
19:00〜20:10 : Java解析ツールの紹介(ENdoSnipe、HeapStats、Java Flight Recorder)
20:15〜21:00 : パネルディスカッション
発表者 : 末永 恭正 (@YaSuenag / NTT OSSセンタ) 久保田 祐史 (@sugarlife / NTT OSSセンタ)
「作ったプログラムがOutOfMemoryErrorで落ちる」「気がついたらデッドロックが起きてる」「解析のための情報を取りたくても、問題の再現ができない」こんな経験ありませんか?
HeapStatsはJavaのクラスヒストグラムからOSリソースまで、低オーバーヘッドで根こそぎ情報を収集して解析をお手伝いするツールです。これさえ仕込んでしまえば、メモリの怪しい動きの検知も再現性のない故障の解析も一発です!
今回はHeapStatsで「ラクできるところ」を中心に、デモを交えながらご紹介します。
発表者 : 谷本 心 (@cero_t / Acroquest Technology株式会社)
ENdoSnipeは、オープンソースのJavaシステムの可視化・診断ツールです。Javaアプリケーションの内部動作や動作状況を収集し、グラフなどで可視化するほか、問題が潜んでいないかどうかを検出する「診断」機能を持っていることが大きな特徴です。
メモリリークや、マルチスレッドの問題、SQLのパフォーマンス問題など、簡単な試験では気づきにくい問題の種を検出し、さらにその問題がソースコード上のどこで発生しているかまでを特定することで、問題の予防・対応の両方に役立ちます。
「ENdoSnipeワ、イチバンヤァー!」
発表者 : 杉 達也 (日本オラクル株式会社 Fusion Middleware事業統括本部)
HotSpot JVM 自体を強化する取り組み "Project HotRockit" は着々と進行して います。その具体的な成果の一つ、Java Flight Recorder ってご存知ですか?
その名の通り、Java アプリケーションの実行時挙動を記録(レコーディング) して、ブラックボックスな JVM の内部挙動を見える化します。問題解析を手助 けするツール Java Mission Control とともにご紹介します。
パネラー : 杉 達也、末永 恭正、谷本 心
モデレーター : 山本 裕介 (@yusuke)
それぞれのJava解析ツールの開発や展開に携わっている発表者によるパネルディスカッションです。それぞれのツールは開発現場でどのように利用できるのか、またどのような思想で開発していて、ロードマップをどう考えているのかなどを話し合います。
もちろん会場からの質問も受け付けますので、ぜひ開発者・エヴァンジェリストたちに質問を投げかけてみてください。
開催日時: 2013年9月10日(土) 19:00 ~ 21:00 (受付開始 18:45)
会場: 日本オラクル株式会社 本社
東京都港区青山2-5-8
参加費: 無料
主催: JJUG
◇問い合わせ
JJUG事務局
E-Mail: office[at]java-users.jp
日本におけるJavaユーザーグループです。 公式サイト/Official site http://www.java-users.jp/
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